六本木まで

Diary

行ってきました。なんというか、すごいとこだ。
ぼくが以前入れていただいていた研究会主催の弁論大会があったのです。そこでちょこっとだけ審査委員をしてきました。本番は8月なんですけど、そのための東京都予選というやつです。
こういう時になると、みなさんよほど緊張するんでしょうね。気の毒です。ぼくの方はかなり暢気ですけど。最初、その会場がどこだかわかんなくて、ちょっとあたりをウロウロ。テレビ朝日の近くだというとこだけは覚えてたんだけどなあ。
それに今日は雨だし、風景もよろしくない。東京タワーも完全に雲の中です。しかしだ、あそこには随分人が集まるんだね。みんな何しにくるんでしょうか。ぼくにはよくわからん。
今や、ほとんど居住地から出ることがありませんので、あんまり遠くまで行くとくたびれるのだ。さて往復の電車の中で小谷野敦という人の書いた『21世紀の落語入門』という新刊を読みました。かなりの変人とみたね。でも面白かった。
寄席なんて無理に行くことはないとか、いろんな落語家の話が本音で書いてあって、広瀬和生の立川流礼賛路線の本とは全く味わいが違います。
だからちょっと新鮮だったかな。
ちなみに三遊亭円丈の『ご乱心』こそが必読の書だと書いてありました。あれはとにかくメチャクチャに面白い。どうして文庫本にならないのかな。ぼくも大いに賛成です。あれを読んだら入門するのが絶対怖くなるよ。これホント。

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